明和産業株式会社 logo

明和産業株式会社

8103・東証プライム・卸売業

明和産業株式会社 logo
明和産業株式会社8103

第一事業

資源・環境・難燃剤・機能建材・電池材料を束ねる明和産業の中核セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期1Q累計)14,936百万円13,483百万円(2026年3月期1Q、旧区分再編後)↑
セグメント利益(2027年3月期1Q累計)605百万円881百万円(2026年3月期1Q、旧区分再編後)↓

事業詳細

第一事業は、資源・環境ビジネス事業(レアアース・レアメタル、環境関連、金属関連)、難燃剤事業、機能建材事業(断熱材・防水材・内装材)、電池材料事業の4事業で構成される。2026年3月期1Qより、旧「電池・自動車事業」に含まれていた電池材料事業が本セグメントに移管され、事業ポートフォリオが拡大した。セグメント資産の大部分は売上債権とレアメタル・難燃剤等の棚卸資産が占める。

直近の概況

電池材料事業が寄与し増収も、販管費増等により減益

2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比10.8%増(+1,453百万円)の14,936百万円となったが、セグメント利益は前年同期比31.4%減(△276百万円)の605百万円となった。資源・環境ビジネス事業ではレアアース・レアメタル・環境関連が好調だが金属関連が低調、難燃剤事業は市況の落ち着きにより低調、機能建材事業は断熱材・防水材が堅調、電池材料事業は中国での自動車用電池材料販売が好調であった。なお、当第1四半期より電池材料事業が本セグメントへ移管された。

主要プロダクト

product
資源・環境ビジネス事業

レアアース・レアメタルおよび環境関連は好調に推移する一方、金属関連は低調に推移した。

product
難燃剤事業

市況が一定の落ち着きをみせたことにより、低調に推移した。

product
機能建材事業

断熱材、防水材は堅調に推移し、内装材は前年同期並みに推移した。

product
電池材料事業

中国において自動車用などの電池材料販売が好調に推移した。旧「電池・自動車事業」の廃止に伴い、第一事業に移管された。

成長ドライバー

  • 電池材料事業の移管による事業ポートフォリオ拡大(中国での自動車用電池材料販売が好調)
  • 資源・環境ビジネス事業におけるレアアース・レアメタル、環境関連の好調推移
  • 機能建材事業における断熱材・防水材の堅調な推移

リスク

  • 資源・環境ビジネス事業における金属関連の低調推移
  • 難燃剤事業における市況の落ち着きによる需要低調
  • レアアース・レアメタル市況の変動リスク
  • 棚卸資産(レアメタル・難燃剤等)の収益性低下リスク(市場価格変動)
  • セグメント利益が前年同期比31.4%減となるなど、増収減益の状況

第二事業(石油製品事業)

潤滑油・ベースオイル・添加剤を国内外に販売する石油製品専業セグメント

期間今期前期増減率
売上高(1Q累計)12,137百万円10,385百万円↑
セグメント利益(1Q累計)472百万円219百万円↑

事業詳細

石油製品事業を中心に展開し、潤滑油・ベースオイル・添加剤を主力商品とする。国内向け・海外向けの両チャネルに加え、中国での潤滑油事業(冷凍機油・産業機械潤滑油)を展開。2027年3月期第1四半期の売上高は121億3千7百万円で、グループ全体(473億5千3百万円)の約26%を占める。セグメント資産の大部分は売上債権と石油製品等の棚卸資産で構成される。

直近の概況

2027年3月期1Q、増収増益。中国潤滑油事業が好調に推移

当第1四半期の売上高は121億3千7百万円と前年同期比16.9%(17億5千2百万円)の増収、セグメント利益は4億7千2百万円と前年同期比115.3%(2億5千3百万円)の増益となった。国内向けベースオイル・添加剤が堅調に推移し、中国潤滑油事業では冷凍機油・産業機械潤滑油が好調に推移した一方、海外向けベースオイル・添加剤は前年同期並みの推移であった。

主要プロダクト

product
潤滑油

冷凍機油・産業機械潤滑油を中心に中国で展開。当第1四半期は好調に推移した。

product
ベースオイル

国内向けは堅調に推移し、海外向けは前年同期並みに推移した。

product
添加剤

国内向けは堅調、海外向けは前年同期並みに推移した。

成長ドライバー

  • 中国潤滑油事業における冷凍機油・産業機械潤滑油の好調な需要
  • 国内向けベースオイル・添加剤の堅調な推移
  • 海外向けベースオイル・添加剤の安定的な需要

リスク

  • 中国潤滑油事業の需要変動リスク
  • 海外向けベースオイル・添加剤の需要停滞リスク
  • 石油製品市況の変動による売上高・利益への影響
  • 為替変動リスク(中国・海外向け取引における為替差損の発生)

第三事業

ケミカルマテリアル・合成樹脂・無機薬品・自動車事業を含む最大セグメント

期間今期前期増減率
売上高(当第1四半期連結累計期間)20,289百万円14,959百万円↑
セグメント利益(当第1四半期連結累計期間)538百万円186百万円↑

事業詳細

ケミカルマテリアル事業(フィルム製品・印刷原材料、製紙薬剤原料・ゴム・ウレタン・塗料)、合成樹脂事業(合成樹脂原料・合成樹脂製品)、無機薬品事業、自動車事業(自動車部品関連)の4事業で構成される。当第1四半期より電池・自動車事業を廃止し、自動車事業を本セグメントに移管。国内・中国・その他海外向けに幅広い化学品・部品を供給する、明和産業グループ最大の売上規模を持つセグメント。

直近の概況

増収増益、合成樹脂・無機薬品好調、タカロク連結化が寄与

当第1四半期連結累計期間の売上高は202億8千9百万円と前年同期比35.6%(53億2千9百万円)の増収、セグメント利益は5億3千8百万円と前年同期比188.1%(3億5千1百万円)の増益となった。ゴム・ウレタン、塗料、合成樹脂原料・製品、無機薬品が好調に推移し、株式会社タカロクの連結化も増益要因となった一方、フィルム製品・製紙薬剤原料および自動車事業(持分法適用会社)は低調に推移した。なお当第1四半期より電池・自動車事業を廃止し、自動車事業を本セグメントへ移管した。

主要プロダクト

product
ケミカルマテリアル事業

ゴム・ウレタン、塗料は好調に推移し、印刷原材料は前年同期並みだったが、フィルム製品・製紙薬剤原料は低調に推移した。

product
合成樹脂事業

合成樹脂原料・合成樹脂製品ともに好調に推移。株式会社タカロクが前年同期は連結対象外であったこともセグメント利益増益要因となった。

product
無機薬品事業

無機薬品事業は好調に推移し、増益に寄与した。

product
自動車事業

持分法適用会社における業績が低調に推移した。当第1四半期連結会計期間より「電池・自動車事業」を廃止し、自動車事業を第三事業へ移管した。

成長ドライバー

  • 株式会社タカロク連結化による合成樹脂事業の売上規模拡大および廃プラスチックリサイクル事業の取り込み
  • 無機薬品事業の継続的な好調推移
  • ゴム・ウレタン、塗料等の需要拡大による増益
  • 中期経営計画における環境負荷低減マテリアリティに沿ったサーキュラーエコノミー関連事業の拡充

リスク

  • フィルム製品・製紙薬剤原料の需要低迷継続リスク
  • 自動車事業における持分法適用会社の業績低迷リスク
  • タカロク取得に伴うのれんの減損リスク
  • 為替変動リスク(一部取引で為替差損が発生する可能性)

自動車・電池材料事業

組織再編により本セグメントは廃止、電池材料は第一事業、自動車は第三事業へ移管

期間今期前期増減率
売上高(電池・自動車事業)セグメント廃止のため開示なし10,715百万円(2025年3月期通期)—
セグメント利益(電池・自動車事業)セグメント廃止のため開示なし408百万円(2025年3月期通期)/△167百万円(2026年3月期3Q累計)—
セグメント資産(電池・自動車事業)セグメント廃止のため開示なし10,764百万円(2025年3月期末)—

事業詳細

2027年3月期第1四半期(2026年4月~6月)より、従来「電池・自動車事業」に含めていた電池材料事業は「第一事業」(資源・環境ビジネス、難燃剤、機能建材等と統合)に、自動車事業は「第三事業」(ケミカルマテリアル、合成樹脂、無機薬品等と統合)にそれぞれ移管され、「電池・自動車事業」セグメントは廃止された。これに伴い、前第1四半期比較データも変更後の区分(第一事業・第三事業)で開示されており、本セグメント単独の業績数値はもはや開示されていない。

直近の概況

2026年4-6月期より本セグメントを廃止し、第一・第三事業へ再編

2027年3月期第1四半期連結会計期間より、電池材料事業を第一事業へ、自動車事業を第三事業へ移管し、「電池・自動車事業」セグメントを廃止した。これに伴い前年同期のセグメント情報も変更後の区分で再作成されている。統合後、第一事業では電池材料事業が中国における自動車用電池材料販売の好調により増収に寄与し、第三事業では自動車事業の持分法適用会社業績が低調に推移した一方、ケミカルマテリアル・合成樹脂・無機薬品事業の好調により第三事業全体は増収増益(売上高20,289百万円、セグメント利益538百万円、前年同期比188.1%増)となった。

主要プロダクト

product
電池材料販売

電池材料事業は第一事業の一部として、中国において自動車用などの電池材料販売が好調に推移していると2027年3月期第1四半期決算短信に記載されている。

service
自動車部品関連取引

自動車事業は第三事業の一部として存続。当第1四半期は持分法適用会社における業績が低調に推移したと開示されている。

成長ドライバー

  • 電池材料事業(第一事業内)における中国での自動車用電池材料需要の拡大
  • 第三事業内での自動車事業の持分法適用会社の業績回復可能性
  • 組織再編によるセグメント間シナジー創出の可能性

リスク

  • セグメント廃止に伴い、電池材料・自動車事業単独の業績動向が外部から把握しにくくなるリスク
  • 自動車事業の持分法適用会社の業績低迷が第三事業全体の利益に影響するリスク
  • 電池材料事業の中国市場における需要変動リスク
  • 為替変動リスク(中国事業を含む海外取引の存在)

その他

報告セグメント外の小規模事業区分。継続的に損失計上。

期間今期前期増減率
セグメント損失△57百万円△66百万円↑
外部顧客への売上高0百万円0百万円(-)—

事業詳細

「その他」の区分は、第一事業・第二事業・第三事業の3報告セグメントに含まれない事業セグメントを集約したものである。当第1四半期連結会計期間より「電池・自動車事業」を廃止し、電池材料事業を第一事業へ、自動車事業を第三事業へ移管したため、報告セグメントは3区分体制に変更されている。「その他」区分の外部顧客への売上高は実質ゼロに近く、事業規模・収益への影響は限定的。

直近の概況

セグメント損失は前年同期比9百万円縮小し57百万円に。

当第1四半期連結累計期間(2026年4月~6月)における「その他」区分の外部顧客への売上高は0百万円、セグメント損失は57百万円となり、前年同期の損失66百万円から縮小した。しかし外部顧客向け売上はほぼゼロの状態が続いており、収益基盤は確立されていない。また、当四半期より「電池・自動車事業」が廃止され、電池材料事業は第一事業へ、自動車事業は第三事業へ移管されたことで、報告セグメント構成が変更されている。

主要プロダクト

主要プロダクトは現在準備中です

成長ドライバー

  • 特筆すべき成長ドライバーは確認されていない

リスク

  • 継続的なセグメント損失計上(当第1四半期△57百万円、前年同期△66百万円)
  • 外部顧客向け売上高がほぼゼロであり、収益貢献が見込めない構造
  • 事業内容・資産規模に関する開示が限定的で、実態把握が困難

最終更新: 2026年8月2日