株式会社GSIクレオス8101
ファイバー
GSIクレオス最大セグメント。インナー用機能糸・生地を中心とした繊維原料の国内外販売が主軸。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客) | 118,301百万円 | 99,258百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 637百万円 | 631百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 43,828百万円 | 35,882百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 97百万円 | 107百万円 | ↓ |
| 売上高前期比増収率 | 19.2%増 | - | ↑ |
| 営業利益前期比増益率 | 1.1%増 | - | ↑ |
事業詳細
原糸・繊維原料の国内外販売・輸出入を中核とし、メディカル繊維原料・製品の製造加工・販売も手掛ける。インナー用機能糸・生地が主力商材であり、最終製品需要の動向が業績を左右する構造。アジア(中国・香港)向け海外取引が売上の大部分を占め、連結売上高の約62.7%を占める最大セグメント。2026年3月期は冬期の寒暖差による最終製品需要拡大を背景に売上高が大幅伸長した一方、第1四半期に特定取引先への貸倒引当金繰入額を計上した影響で営業利益の伸びは限定的となった。
直近の概況
売上高は前期比19.2%増の118,301百万円と大幅伸長も、貸倒引当金計上で営業利益の伸びは1.1%増にとどまった。
2026年3月期は冬期の寒暖差の影響などによる最終製品の需要拡大を背景に、インナー用機能糸・生地の取引が伸長し、売上高は前期比19,043百万円増の118,301百万円となった。一方、第1四半期に特定の取引先に対する貸倒引当金繰入額を計上した影響により、営業利益は前期比6百万円増の637百万円にとどまり、増収効果が利益に十分反映されない結果となった。セグメント資産は売上債権の増加等により前期末比7,946百万円増加の43,828百万円となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- インナー用機能糸・生地の最終製品需要の継続的な拡大(寒暖差等による機能性インナー需要増)
- 主要顧客Toray Industries (HK) Ltd.およびPacific Textiles Limitedとの大口取引の深耕
- アジア(中国・香港)向け海外売上高の拡大(2026年3月期の海外売上高119,614百万円、前期比20,161百万円増)
- メディカル繊維原料・製品分野における需要取り込み
リスク
- 特定取引先への信用集中リスク(第1四半期に貸倒引当金繰入額を計上した実績あり)
- 主要顧客2社(Toray Industries HK・Pacific Textiles)への売上依存度が高く、取引縮小時の影響が大きい
- アジア(中国・香港)向け売上比率が高く、中国経済の低迷や地政学的リスクの影響を受けやすい
- 円高転換時の海外売上高目減りリスク(円安効果の剥落)
- 売上高の大幅増収に対して営業利益の伸びが限定的であり、収益性改善が課題
最終更新: 2026年6月23日

