自然災害リスク
大規模地震・台風・洪水等の自然災害により、首都圏に集中する本社・販売拠点、横浜・大阪・新潟の物流拠点、フィリピン製造拠点や中国等アジアの製造委託先が被災した場合、事業活動の中断や多額の復旧費用が発生するリスクがある。対策としてBCP策定・定期訓練、物流拠点の三拠点分散保管、海外製造拠点での原材料在庫ストック、製造アイテムの複数拠点共通化を実施している。
サプライチェーンリスク
自然災害・感染症・地政学的要因・サイバー攻撃等の複合的要因により、グローバルに展開する主力製品(オーダーメイドウィッグ)のサプライチェーンで物流上の問題が発生し、製品出荷の遅延・停滞が生じる可能性がある。対策として仕入・調達・在庫・生産状況の常時モニタリング、主力製品原材料の国内複数業者からの調達方針、各拠点での局所的災害対応体制を整備している。
生産コスト上昇リスク
為替変動による原材料調達コストの変動、フィリピン等製造拠点の人件費・物価高騰により製造原価が上昇し、利益を圧迫するリスクがある。対策として製造拠点・製造委託先の複数国設置と各国情勢モニタリング、代替原材料の探索、生産工程の一部機械化導入、必要に応じた製品価格改定の検討を行っている。
IT・サイバー攻撃リスク
サイバー攻撃の増加・巧妙化により、大規模なサーバーダウン・システム障害、重要データの改ざん・漏洩・消失が発生した場合、事業活動の中断や資産毀損に至る可能性がある。対策としてデータセンターへの主要サーバー構築、脆弱性診断・脅威情報収集・定期訓練による多層的防御措置、システム復旧手続きの整備を実施している。
個人情報漏洩リスク
当社グループは顧客の身体的特徴等の機微情報を含む個人情報を大量に保有しており、自社または業務委託先からの情報漏洩が発生した場合、補償等の直接損害に加え社会的信用の大幅な失墜につながるリスクがある。対策としてアクセス権限設定・外部記憶媒体利用制御・接続制限等の社内管理体制整備、委託先の厳格な選定・管理、プライバシーマーク取得(2006年取得・定期更新)、従業員への定期的な情報セキュリティ教育を実施している。
為替変動リスク
生産活動の大半をフィリピン製造拠点および中国等アジアの製造委託先で行っているため、製造原価・製品調達価格が為替レート変動の影響を直接受け、業績に大きな影響を及ぼす可能性がある。対策として海外製造拠点との輸出入における為替換算影響の本社一元管理、製造委託先からの仕入においては数か月分の外貨を継続的に購入することで急激な為替変動リスクを軽減している。
投資・M&Aリスク
店舗の新規出店・移転・リニューアル投資や積極的なM&A・事業提携において、事業環境変化・予期せぬ不確実要素の顕在化により投資額を回収できなかったり、のれんの減損・追加費用が発生する可能性がある。対策として投資額に応じた会議体での損益計画妥当性・投資回収実現性の審議、M&A対象会社の財務・契約内容確認・経営者面談等の事前審査、投資後の経営成績・ガバナンス状況の継続モニタリングを実施している。
市場縮小・競合激化リスク
国内毛髪業市場は漸減傾向にある中、育毛・発毛ニーズの高まりやEC購買増加を背景に医薬品販売・AGAクリニック等の異業種参入が進み、同業他社のみならず異業種との競合が激化する可能性がある。対策として製販一体ビジネスモデルを活かした顧客ニーズの細やかな把握、競争力ある新製品・新サービスの迅速な市場投入、中期経営計画・年度事業計画での外部環境を踏まえた戦略策定を実施している。
人的資本・人材確保リスク
少子高齢化による労働人口減少と価値観の多様化により、理美容師免許保有スタイリスト・DXスキル人材・海外事業対応人材・次世代経営人材の確保が困難となり、事業戦略の遂行が計画通りに進まない可能性がある。対策として新卒・中途採用の計画的実施、社内教育研修制度の確立、人事制度改定・処遇改善、「えるぼし」・「くるみん」認定取得によるダイバーシティ・マネジメント推進を行っている。
レピュテーションリスク
主力製品のオーダーメイドウィッグは顧客間での情報交換がされにくい特性から、SNS・マスコミ等を通じた否定的な風説・風評が拡散した場合、事実確認が困難なためブランド価値毀損・社会的信用低下が生じやすいリスクがある。対策としてポジションペーパー・声明文による積極的な情報開示、インターネットモニタリング、従業員へのITリテラシー教育、レピュテーションリスク対応の法人向け保険加入を実施している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

