事業内容
株式会社レダックス(旧カーチスホールディングス)は、1987年設立の東証スタンダード上場企業。連結子会社4社・関連会社2社で構成され、中古車の買取・販売・輸出および自動車部品販売を行う「自動車流通事業」を主軸とする。
国内では株式会社カーチスが「買取直販」モデルで小売展開し、株式会社アガスタがアジア・オセアニア・アフリカ向け輸出を担う。2024年9月に現商号へ変更後、親会社レダグループホールディングスのグループ戦略の下、投資・金融・M&Aコンサルタント・AIインフラ等への事業多角化を積極推進している。
2026年3月期の連結売上高は19,847百万円。
ビジネスモデル
コア収益は中古車の仕入・販売差益(買取直販)と海外輸出マージンで構成される。在庫回転率の向上と粗利率改善を通じて収益性を高める一方、車検・保険・保証・メンテナンスパッケージ等の付帯サービスで顧客単価を引き上げる。
カーチス倶楽部会員ネットワークを活用したBtoB取引拡大や、特別目的会社を通じたリースバック事業も展開。さらにFreedom Holding Corp.との合弁によるFinTech事業、SuperX社との業務提携によるAIサーバー販売エージェント・物流業務を新たな収益源として育成中。
企業の強み
株式会社アガスタがアジア・オセアニア・アフリカ諸国向け輸出を展開し、当連結会計年度のアフリカ向け売上高は前年同期比で大幅増加。ウガンダ拠点・パキスタンコールセンターを活用した周辺国展開や、グローバルプラットフォーム「PicknBuy24.com」との在庫連携により、競合が短期間で模倣困難な海外流通網を構築している。
当社は経営監督と業務執行を分離する指名委員会等設置会社を採用。内部監査部と過半数を社外取締役で構成する監査委員会が連携し、法務・コンプライアンスチームによる各社の指導・監査を実施。2026年4月には東証スタンダード市場の上場維持基準への適合を果たし、監理銘柄(確認中)の指定解除を実現している。
仕入コスト削減と粗利率改善を両立する「買取直販」モデルを推進。カーチス倶楽部会員向けに車検・保険・保証・メンテナンスパッケージ等の付帯サービスを展開し、納車後の継続取引による「生涯顧客」化を図る。
2026年3月期第4四半期(2026年1月〜3月)の営業利益は68百万円と黒字転換しており、構造改革の成果が数値に表れている。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
過去5期の売上高は18,383→19,059→19,072→20,034→19,846百万円と概ね横ばい圏で推移。営業利益は201→△499→99→△200→△121百万円と赤字・黒字を繰り返す不安定な構造が続くが、2026年3月期は損失幅が縮小。
最終損益は固定資産売却益(仙台不動産)244百万円等の特別利益324百万円を計上し113百万円の黒字転換。外部環境として新車登録台数が前年比2.2%減、中古車登録台数が0.4%増と市場環境は中古車に相対的に有利。
営業CFは241百万円の流出と2期連続マイナスだが、投資CFは不動産売却により771百万円の流入となり現金残高は大幅改善。
成長戦略
買取直販深化・海外輸出拡大・フィンテック合弁・AIインフラ物流の4軸で収益転換を目指す
在庫車両構成の一新・在庫回転率向上・組織体制の抜本見直しにより粗利率を改善。2026年3月期第4四半期に営業利益68百万円の黒字転換を達成。2027年3月期は売上高20,000百万円・営業利益250百万円を目標とする。
ウガンダオフィス・パキスタンコールセンターを活用し周辺諸国への展開を推進。2026年3月期のアフリカ向け売上高は575百万円と前期240百万円から大幅増加。カーチスキャピタルマネージメントによるギフト・生活関連用品の輸出入事業も新規開始。
米国NASDAQ上場のFRHC社と日本国内での銀行業参入・FinTech事業展開に向けた合弁契約を2026年3月31日に締結、2026年4月30日に株式総数引受契約を締結。FRHC社の資本基盤とグローバル金融ネットワークを活用した新収益モデルの確立を目指す。
米国NASDAQ上場SuperX AI Technology Limitedグループと2026年2月に業務提携契約を締結し「認定物流パートナー」に指定。AIサーバー等の日本国内販売エージェント業務と三重県津市供給センターからの物流業務を受託。既存物流アセットの稼働率向上と収益拡大を図る。
OSMIC HD株式を取得価額2百万円→40百万円で売却(投資収益率1,900%)、非上場株式を14百万円→48百万円で売却するなど短期高収益案件を実現。2026年3月期に営業外収益37百万円・特別利益42百万円を計上。外部パートナーとの連携を深化させ機動的な投資活動を継続する方針。
最終更新: 2026年7月19日

