エスペック株式会社6859
装置事業
環境試験器・半導体関連装置を中核とする主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 59,468百万円 | 57,507百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 6,606百万円 | 6,610百万円 | — |
| 受注高 | 62,216百万円 | 57,283百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 1,341百万円 | 1,271百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 63,992百万円 | 58,101百万円 | ↑ |
| 有形固定資産および無形固定資産の増加額 | 1,341百万円 | 1,791百万円 | ↓ |
事業詳細
環境試験器(温湿度・その他環境因子による影響試験)、エナジーデバイス装置(二次電池・燃料電池評価)、半導体関連装置(バーンイン装置・計測システム)の3製品群で構成。国内外の自動車・電子部品・半導体メーカーを主要顧客とし、連結売上高の約85%を占める中核セグメント。当社およびESPEC NORTH AMERICA,INC.他が開発・製造・販売を担う。AI半導体・衛星通信分野を中期経営計画のターゲット市場と位置づけ、北米・東南アジアを中心に受注を拡大している。
直近の概況
受注高・売上高は過去最高更新も、中国競争激化と販管費増で営業利益は前期並み
2026年3月期の装置事業は、受注高が前期比8.6%増の62,216百万円、売上高が前期比3.4%増の59,468百万円といずれも過去最高を更新。北米・東南アジアの受注が好調に推移し、AIサーバー用電子部品向け半導体関連装置の一括案件が売上高を押し上げた。一方、中国市場での競争激化による収益性低下、受注拡大に伴う研究開発費を含む販管費の増加により、営業利益は前期並みの6,606百万円(前期比0.1%減)にとどまった。EV・バッテリー向けのエナジーデバイス装置は受注高・売上高ともに減少した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- AI半導体・衛星通信分野における電子部品・電子機器の試験需要拡大(中期経営計画ターゲット市場)
- 北米・東南アジアにおける受注高の大幅増加(前期比8.6%増の62,216百万円)
- AIサーバー用電子部品向け半導体関連装置の一括大型案件獲得による売上高の大幅増加
- カスタム製品の利益率改善の継続的な進展
- 環境配慮型製品やターゲット市場向け製品の新製品開発投資による競争力強化
- 中期経営計画「PROGRESSIVE PLUS 2027」のもとでのモノづくり高効率化推進
リスク
- EV・バッテリー向け投資の一巡によるエナジーデバイス装置の需要減速
- 中国市場におけるデフレ経済の影響による競争激化と収益性低下
- 大型・長納期案件の増加による売上高計上の遅延リスク(受注高増加が売上高に即時反映されない構造)
- 受注拡大に伴う研究開発費・人件費等の販管費増加による利益率圧迫
- 欧州・韓国の経済減速に伴う販売減少リスク
- 為替変動リスク(海外売上比率が高く、円高進行時の収益影響)
最終更新: 2026年6月23日

