キクカワエンタープライズ株式会社6346
キクカワエンタープライズ株式会社(単一セグメント:機械製造販売事業)
木工機械・工作機械の製造販売を手掛ける単一セグメント企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 3,859百万円 | 5,534百万円 | ↓ |
| 営業利益(通期) | 377百万円 | 1,024百万円 | ↓ |
| 経常利益(通期) | 470百万円 | 1,086百万円 | ↓ |
| 当期純利益(通期) | 326百万円 | 743百万円 | ↓ |
| 売上高営業利益率 | 9.8% | 18.5% | ↓ |
| 自己資本比率(通期末) | 87.2% | 84.6% | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 10,652円03銭 | 10,129円13銭 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 268円48銭 | 613円83銭 | ↓ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 4,538百万円 | 4,414百万円 | ↑ |
| 年間配当金 | 100円 | 180円 | ↓ |
事業詳細
創業120年超の機械メーカーで、木工機械(2026年3月期売上比率55.4%)と工作機械(同44.6%)の製造販売を主力事業とする。木工機械は丸太から建築用・木工用材への一次加工機および二次加工機を提供し、工作機械は金属・新素材加工機を手掛ける。国内販売が中心だが、台湾・韓国・中国等への輸出も展開。注文生産を主体とし個別原価計算制度を採用する。
直近の概況
木工機械の大幅減収により3年ぶりの減収・4年ぶりの減益
2026年3月期は売上高3,859百万円(前期比30.3%減)、営業利益377百万円(同63.1%減)と大幅な業績悪化。木工機械が前期4,203百万円から2,139百万円へ約半減した一方、工作機械は1,329百万円から1,719百万円へ増加。工場稼働率の平準化を推進したが売上減少の影響を吸収できなかった。2027年3月期は売上高4,500百万円(前期比16.6%増)、営業利益450百万円(同19.1%増)を予想。年間配当は100円(配当性向37.2%)に減額。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 工作機械:AIの進展によるデータセンター増設需要および各産業における省人化・自動化投資の拡大
- 木工機械:公共建築物・社会インフラ設備における再生可能資源としての国産材拡大利用への期待
- 建築材料の輸入材から国産材への転換進展および非住宅建設分野(都市インフラ等)での国産材活用拡大
- 働き方改革対応の工場稼働率平準化および内製化推進による生産性向上・コスト削減
- AI活用等デジタル技術を取り入れた製品開発による付加価値向上と顧客提案力強化
リスク
- 住宅着工戸数の長期低迷(人口減少・建築コスト高騰・金利上昇)による木工機械需要の構造的縮小(2025年度71万1,171戸、1962年度以来63年ぶりの低水準)
- 海外主要国の関税政策変動・地政学リスクによる輸出需要の不確実性
- 円安進展・原材料価格・エネルギー価格・物流費の高止まりによるコスト上昇圧力
- 人手不足の深刻化に伴う人件費上昇および生産体制への影響
- 木工機械の受注動向悪化による先行き不透明感(売上高が前期比約49%減)
最終更新: 2026年6月25日

