株式会社一蔵6186
和装事業
呉服・振袖の販売・レンタルを核とする連結売上高の約77%を占める主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 14,984百万円 | 15,270百万円 | ↓ |
| セグメント利益 | 765百万円 | 1,014百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 6,581百万円 | 6,899百万円 | ↓ |
| 受注残高(期末) | 5,962百万円 | 5,146百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 172百万円 | 168百万円 | ↑ |
| レンタル商品の償却 | 507百万円 | 485百万円 | ↑ |
| 減損損失 | 63百万円 | 33百万円 | ↓ |
事業詳細
JTS事業本部とオンディーヌ事業本部を統合した「和装事業本部」体制のもと、呉服・振袖の販売・レンタル、成人式前撮り写真撮影、着付け・ヘアメイク、きもの着方教室「いち瑠」、悉皆サービス、通信販売をワンストップで提供。振袖のSPA化(企画・製造・販売の一貫体制)により競合との差別化を図る。2026年3月期売上高14,984百万円は連結売上高の約77%を占める中核事業。
直近の概況
事業部統合・受注堅調も、レンタル比率上昇が売上・利益を圧迫
2026年3月期はJTS事業本部とオンディーヌ事業本部を「和装事業本部」に統合し業務効率化を推進。プライベートブランド商品が好調で受注は堅調に推移し、期末受注残高は5,962百万円(前期末比15.9%増)と先行指標は改善。一方、振袖購買層の若年層シフトに伴い顧客ニーズが「購入」から「レンタル」へ移行し、レンタル比率が当初想定を上回って上昇。売上が契約期間にわたり按分されることで売上高は14,984百万円(前期比1.9%減)、セグメント利益は765百万円(前期比24.6%減)となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 期末受注残高5,962百万円(前期末比15.9%増)と先行指標が改善しており、翌期売上への貢献が期待される
- プライベートブランド商品の好調推移による粗利率改善効果
- 事業部統合(和装事業本部への一元化)による人的資源の重点配置とコスト体質の改善
- 新ブランド「one&only Grace」発表による振袖の新たなスタイル提案と若年層顧客の取り込み
- きものコンテスト「Universal Kimono Award 2025」等によるきもの文化の発信とブランド認知向上
- きもの着方教室「いち瑠」の強化および加盟店開拓強化による顧客接点の拡大
- 振袖SPA化(企画・製造・販売の一貫体制)による競合との差別化と価格競争力強化
リスク
- 少子化に伴う成人式対象年齢層(主要顧客)の構造的減少
- 振袖需要におけるレンタル比率の想定以上の上昇による売上の期間按分拡大と販売売上への下押し圧力
- レンタル比率上昇に伴うレンタル商品の償却費増加(2026年3月期507百万円)による収益性圧迫
- 出店費用・店舗運営費・広告宣伝費等の増加による固定費負担
- 個人情報保護法改正後のダイレクトメール集客の減少
- 回転の鈍い在庫品の増加による商品評価損計上リスク
- 店舗撤退に伴う減損損失の発生(2026年3月期和装事業で63百万円計上)
最終更新: 2026年6月22日

