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株式会社エスティック

6161東証スタンダード機械

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株式会社エスティック6161

株式会社エスティック(単一セグメント)

自動車産業向けネジ締付工具・装置の製造販売を行う単一セグメント企業

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)8,033百万円7,881百万円
営業利益(2026年3月期通期)1,574百万円1,637百万円
経常利益(2026年3月期通期)1,659百万円1,723百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(2026年3月期通期)1,163百万円1,181百万円
売上高営業利益率(2026年3月期通期)19.6%20.8%
海外売上高比率(2026年3月期通期)67.6%62.4%
海外売上高(2026年3月期通期)5,433百万円4,918百万円(前期比10.5%増)
国内売上高(2026年3月期通期)2,600百万円2,963百万円(前期比12.3%減)
1株当たり当期純利益(2026年3月期通期)116.72円118.73円
1株当たり純資産(2026年3月期末)1,131.37円1,042.29円
自己資本比率(2026年3月期末)88.4%86.1%
営業CF(2026年3月期通期)592百万円2,059百万円
売上高(2027年3月期通期予想)8,602百万円8,033百万円
営業利益(2027年3月期通期予想)1,707百万円1,574百万円

事業詳細

当社グループはナットランナ、ハンドナットランナ、サーボプレス、ネジ締付装置の製造・販売および修理・点検を主事業とする単一セグメントで展開。主要顧客は国内外の自動車メーカー・自動車部品メーカーで、ACサーボモーターとコンピュータ制御による高精度ネジ締付技術を強みとする。国内製造拠点に加え、タイ・米国に販売子会社、中国に持分法適用関連会社を持ち、海外売上比率67.6%(2026年3月期)のグローバル事業体制を構築している。

直近の概況

売上高は前期比1.9%増の8,033百万円も、利益率低下で営業利益は3.8%減

2026年3月期は売上高8,033百万円(前期比1.9%増)を達成したが、ナットランナ・ハンドナットランナの減収により相対的に利益率の低いネジ締付装置のウエイトが高まり、営業利益は1,574百万円(前期比3.8%減)、売上高営業利益率は19.6%(前期20.8%)に低下した。地域別では国内売上高が前期比12.3%減の2,600百万円となった一方、海外売上高は前期比10.5%増の5,433百万円と拡大し、海外売上比率は67.6%(前期62.4%)に上昇。米国現地法人は売上金額最高額を更新、インドを中心としたアジア市場も大幅増収となった。営業CFは売上債権増加447百万円・法人税等支払556百万円・固定資産取得959百万円等の影響で592百万円(前期2,059百万円)に大幅減少。2027年3月期は売上高8,602百万円(前期比7.1%増)、営業利益1,707百万円(同8.4%増)を予想し、増収増益への回帰を見込む。

主要プロダクト

product
ナットランナ

自動車メーカーの生産ラインに組み込まれる自動ネジ締付装置。2026年3月期は設備投資の慎重化や案件の期ずれの影響により売上は計画を下回り、前期比減収となった。

product
ハンドナットランナ

自動車メーカーの組立工程で使用される手持ち型電動工具。2026年3月期は自動車メーカーの設備投資抑制の影響を受け国内は伸び悩んだが、米国では前年同期比増収。下期には商用車・建機分野を中心に引き合いの回復が見られた。

product
ネジ締付装置

HV・バッテリー関連分野や大型設備向けのネジ締付装置。2026年3月期は国内で自動車メーカーの設備投資海外シフトの影響を受け減収となった一方、米国では大型案件の進展により大幅増収となり、現地法人の売上金額最高額を更新した。

product
サーボプレス

ACサーボモーターとコンピュータ制御を組み合わせた高精度プレス装置。2026年3月期は前年比増収となった。

service
修理・点検

納入済み製品の修理・点検を行うアフターサービス事業。2026年3月期は前年比増収となり、安定収益基盤として機能している。

成長ドライバー

  • 米国市場での現地生産・現地調達ニーズ高まりを背景とした設備投資需要の取り込み(現地法人売上金額最高額更新)
  • インドを中心としたアジア新興市場でのモータリゼーション進展と完成車メーカーの生産能力増強投資による大幅増収
  • HV・バッテリー関連分野における車載電池関連大口案件の取り込みによる中国市場での底堅い需要維持
  • 電動化・省人化・品質高度化に向けた更新需要を背景とした国内設備投資の底堅さ
  • ネジ締付装置・サーボプレス・修理点検の前年比増収による製品ミックス改善余地
  • 韓国・台湾・ベトナムでの自動車関連設備投資需要の堅調推移
  • 非自動車分野(半導体・電池等)への展開による顧客基盤の多様化

リスク

  • 自動車産業の設備投資動向への高依存(通商政策・関税リスクによる投資判断の遅延・慎重化)
  • 中国市場でのEV需要成長鈍化と現地メーカーによる価格競争激化による利益水準の低迷継続
  • 国内市場での自動車メーカーの設備投資海外シフトによる国内売上の構造的縮小リスク
  • 原材料価格の高騰および品質改善費用の増加による利益圧迫
  • 人件費上昇(国内・米国)および研究開発投資継続によるコスト増加
  • EV投資調整局面における案件の期ずれ・意思決定遅延リスク
  • 為替変動リスク(海外売上比率67.6%と高水準)
  • 営業CFの大幅減少(592百万円)と固定資産取得増加(959百万円)による手元流動性の低下

最終更新: 2026年6月17日