株式会社 環境管理センター4657
環境管理センター(単一セグメント:環境計量証明事業)
環境計量証明業を基盤に測定・分析・工事・コンサルを展開する単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年6月期第3四半期累計) | 4,319百万円 | 5,278百万円(前年同期) | ↓ |
| 営業利益(2026年6月期第3四半期累計) | 342百万円 | 345百万円(前年同期) | ↓ |
| 経常利益(2026年6月期第3四半期累計) | 312百万円 | 337百万円(前年同期) | ↓ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年6月期第3四半期累計) | 188百万円 | 172百万円(前年同期) | ↑ |
| 受注高(2026年6月期第3四半期累計) | 5,985百万円 | 3,605百万円(前年同期) | ↑ |
| 受注残高(2026年6月期第3四半期末) | 4,343百万円 | 1,667百万円(前年同期末) | ↑ |
| 売上総利益率(2026年6月期第3四半期累計) | 29.7% | 24.0%(前年同期) | ↑ |
| 総資産(2026年6月期第3四半期末) | 6,443百万円 | 5,421百万円(前期末) | ↑ |
| 自己資本比率(2026年6月期第3四半期末) | 38.3% | 42.7%(前期末) | ↓ |
| 通期業績予想・売上高(2026年6月期) | 6,200百万円 | 6,099百万円(前期実績) | ↑ |
| 通期業績予想・営業利益(2026年6月期) | 340百万円 | 110百万円(前期実績) | ↑ |
事業詳細
1971年創業。計量法に基づく環境計量証明業を中核に、大気・水質・土壌・騒音等あらゆる環境媒体の測定・分析を行う。政策コンサル、アセスメント、工事、受託試験、農業、放射能など13分野に展開。顧客は官公庁(2026年6月期第3四半期累計売上高比26.9%)と民間企業(同73.1%)。第2次中期経営計画(2025-2027年6月期)のもと、人的資本価値向上・新規事業推進・成長分野拡大を重点施策として推進中。
直近の概況
工事分野大型受注で受注残高が前年同期比160%増の4,343百万円に急拡大
2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)の売上高は4,319百万円(前年同期比18.2%減)と減収だが、工事分野の大型案件受注(受注高2,704百万円、前年同期比407.1%増)により受注残高が4,343百万円(同160.5%増)へ急増。当期受注の工事大型案件は来期以降に売上計上予定。売上総利益率は29.7%(前年同期24.0%)と大幅改善し、親会社株主帰属純利益は188百万円(同9.4%増)と増益。支払利息・支払手数料の増加により経常利益は312百万円(同7.5%減)。2026年3月に取引銀行5行と総額2,000百万円のコミットメントライン契約を更新し財務流動性を確保。通期業績予想は変更なし(売上高6,200百万円、営業利益340百万円)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 工事分野の大型案件積み上げ:第3四半期累計受注高2,704百万円(前年同期比407.1%増)、受注残高2,599百万円と来期以降の売上計上が見込まれる
- 土壌・地下水分野の高成長:第3四半期累計売上高850百万円(前年同期比37.2%増)、受注高931百万円(同44.9%増)と民間企業の工場跡地売買需要が拡大
- アセスメント分野の受注残高高水準維持:第3四半期末受注残高943百万円と安定した受注基盤を確保
- 売上総利益率の構造的改善:工事分野の低採算案件が剥落し、第3四半期累計売上総利益率29.7%(前年同期24.0%)へ大幅改善
- 第2次中期経営計画(2025-2027年6月期)の推進:人的資本価値向上・新規事業推進・DX戦略・成長分野拡大・基盤分野最適化を重点施策として推進
- 官公庁向け売上の拡大:第3四半期累計官公庁売上高1,161百万円(前年同期比3.4%増)、構成比26.9%(前年同期21.3%)へ上昇
リスク
- 季節変動リスク:年間売上高の約3分の1が3月に集中する構造上、第2四半期までは通常営業損失が発生し資金需要が高まる。第3四半期累計売上高の通期進捗率は86.5%
- 工事分野の特定顧客集中リスク:大型工事案件の受注残高2,599百万円が特定顧客・案件に集中している可能性があり、取引動向が来期業績に大きく影響
- 資金流動性リスク:短期借入金が第3四半期末1,530百万円(前期末比650百万円増)、長期借入金も575百万円(同388百万円増)と有利子負債が拡大。自己資本比率は38.3%(前期末42.7%)に低下
- 支払利息・手数料の増加:第3四半期累計支払利息22百万円(前年同期比7百万円増)、支払手数料26百万円(同25百万円増)と営業外費用が急増し経常利益を圧迫
- 受注残高の来期売上計上リスク:工事大型案件の受注残高2,599百万円は来期以降の売上計上予定だが、工期遅延・契約変更等により計画通りに売上計上されない可能性
- アセスメント分野の受注減少:第3四半期累計受注高595百万円(前年同期比30.8%減)と受注が縮小しており、受注残高943百万円の消化後の補充が課題
- 過当競争による収益圧迫:環境測定・分析・監視サービス市場において価格競争が継続し、販管費は940百万円(前年同期比1.9%増)と固定費が上昇傾向
最終更新: 2025年9月22日

