日本精化株式会社4362
機能性製品
化粧品・医薬品・工業用機能性化学品を製造販売するコアセグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・2026年3月期) | 26,351百万円 | 28,443百万円 | ↓ |
| 営業利益(通期・2026年3月期) | 4,688百万円 | 4,314百万円 | ↑ |
| 営業利益率(通期・2026年3月期) | 17.8% | 15.2% | ↑ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 34,304百万円 | 32,467百万円 | ↑ |
| 設備投資額(有形・無形固定資産増加額、2026年3月期) | 3,975百万円 | 2,390百万円 | ↑ |
| 減価償却費(2026年3月期) | 1,358百万円 | 1,165百万円 | ↑ |
事業詳細
化粧品用原料(機能性油剤・リン脂質・生理活性物質)、医薬品用リン脂質、工業用ウールグリース誘導体、機能性コーティング剤、樹脂添加剤、植物性油脂、合成樹脂製品などの製造販売および仕入販売を行う。国内外の化粧品・製薬・工業メーカーを顧客とし、サステナブル素材やDDS向け高純度リン脂質など高付加価値品に注力。ビューティケア・ヘルスケア・ファインケミカル・トレーディングの4分野で構成される。
直近の概況
トレーディング縮小で減収も、ヘルスケア・ファインケミカル好調で営業利益率17.8%に改善
2026年3月期の機能性製品セグメントは、中期経営計画に基づく商事子会社1社のグループ離脱によりトレーディング分野が売上高4,476百万円(前期比42.9%減)と大幅減収となり、セグメント全体の売上高は26,351百万円(前期比7.4%減)に留まった。一方、ヘルスケア分野では医薬中間体受託のスポット増加と医薬品用リン脂質の海外向け販売拡大、ファインケミカル分野ではコストダウンと海外向け販売増加により、営業利益は4,688百万円(前期比8.7%増)、営業利益率は17.8%(前期15.2%)へと大幅改善した。設備投資も3,975百万円と前期比大幅増加し、生産基盤強化への投資が加速している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 医薬品用高純度リン脂質の海外顧客向け販売拡大(海外向け販売増加が継続)
- 医薬中間体受託品のスポット需要取り込みによるヘルスケア分野の収益拡大
- ファインケミカル分野における工業用ウールグリース誘導体のコストダウンと海外向け販売増加による収益性改善
- サステナブル化粧品原料(RSPO・Non-GMO・ISO16128対応品)の欧米ブランド向け需要拡大
- ペロブスカイト型太陽電池用素材の量産化技術確立と社会実装に向けた研究開発投資
- 新プラントへの生産集約によるヘルスケア分野のコスト競争力強化
リスク
- 機能性油剤の海外向け流通在庫調整遅れによるビューティケア分野の販売減少リスク(2026年3月期も継続)
- トレーディング分野の商事子会社グループ離脱に伴う売上規模の構造的縮小
- 国内向け生理活性物質の販売減少リスク(ビューティケア分野)
- 米国関税政策・貿易摩擦再燃による海外顧客向け販売への下振れリスク
- 原材料価格変動(ウールグリース等)および為替変動リスク
- 医薬中間体受託のスポット需要は継続性が不確実であり、ヘルスケア分野の業績変動要因となるリスク
最終更新: 2026年6月17日

