国内市場環境の悪化
当社グループの製品は国内市場への依存度が高く、自動車・鉄鋼・食品・ディスプレイ業界の主要顧客による国内投資が低迷した場合、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。事業ポートフォリオの見直しや国内深耕営業・海外販路拡大により対応を図っている。
原材料価格の高騰
主要原料である樹脂は需給バランスや原産地の経済情勢により市況価格が変動し、材料歩留の改善や販売価格への転嫁で吸収できない場合、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。市況変動を見据えた原料備蓄・調達方法の改善・代替品開発により対応している。
特定仕入先への依存
使用原料の一部は仕入先が限定されており、安定供給契約を締結しているものの、不測の事態が発生した場合は供給が停止し生産活動に支障が生じる可能性がある。現時点では事業継続に必要な在庫量を確保しつつ、調達先の開拓を継続している。
特定販売先への依存
当連結会計年度においてAGCグループが連結売上高の19.6%を占めており、今後の発注動向によっては経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。特にAGCグループの海外生産戦略の変更(縮小・移転・撤退)は当社海外子会社の業績に直接影響する可能性があり、リスクの集中度が高い。
海外カントリーリスク
タイ及び中国において生産・販売を行っており、これら地域での政治・経済・社会環境の変化など通常予期しえない事態が発生した場合、事業活動の停滞や業績への影響が生じる可能性がある。現地駐在員や外部コンサルタントを活用し、法改正・政策変更等の情報を前広に収集・分析・対応するよう努めている。
製品の品質不良
製造販売した製品に重大な瑕疵や不備が発生した場合、ブランド信頼の失墜や損害賠償の発生により経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。材料受入・工程内・出荷の各段階での厳格な品質検査と月次品質会議による再発防止策を実施するとともに、賠償責任保険を付保している。
パンデミック・自然災害等
パンデミックによるロックダウンや想定を超える大規模自然災害が発生した場合、各拠点の活動が停止・停滞し事業活動に支障が生じる可能性がある。工場・事務所の分散化、代替生産を想定したブリッジ体制の構築、防災・耐震対策、緊急時対応規程の整備などBCPの策定により対応を図っている。
人材難・職場力低下
少子高齢化や労働市場の流動化を背景に必要な人材を確保できない場合、当社の持続的な成長に影響が出る可能性がある。人的資本経営を掲げ、個人のキャリア形成支援・組織の職場力向上・中間管理職研修の実施など人事施策を推進している。
技術の社外流出
蓄積した技術ノウハウや生産技術が関係者の移籍・退職時に社外へ持ち出された場合、競争優位性や事業業績に影響を及ぼす可能性がある。製造現場における機密管理の徹底と社員退職時の機密保持契約締結により対策を講じている。
システム障害
不正アクセス・通信障害・大規模災害による停電など予期せぬトラブルが発生し基幹システムの復旧に時間を要した場合、事業継続に影響が出る可能性がある。緊急対応マニュアルの作成・データバックアップ・システムのクラウド化を含む対策を講じ、早期復旧体制の整備を進めている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

