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オリオンビール株式会社

409A東証プライム食料品

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オリオンビール株式会社409A

オリオンビール株式会社(連結全社)

沖縄発の「循環成長型ビジネスモデル」を掲げる酒類・観光複合企業

期間今期前期増減率
売上高(連結通期)29,713百万円28,866百万円
営業利益(連結通期)4,314百万円3,479百万円
EBITDA(連結通期)5,876百万円5,222百万円
経常利益(連結通期)4,118百万円3,447百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結通期)3,641百万円7,301百万円
売上高営業利益率14.5%12.1%
自己資本比率41.9%37.3%
1株当たり当期純利益88.59円133.90円
1株当たり純資産437.34円464.61円
現金及び現金同等物期末残高9,506百万円13,203百万円
酒類清涼飲料事業 売上高23,921百万円22,728百万円
酒類清涼飲料事業 営業利益3,634百万円3,201百万円
観光・ホテル事業 売上高5,791百万円6,138百万円
観光・ホテル事業 営業利益690百万円288百万円

事業詳細

酒類清涼飲料事業(売上高23,921百万円)と観光・ホテル事業(売上高5,791百万円)の2セグメントで構成。沖縄県内での圧倒的なビールシェアを基盤に、県外・海外への販売拡大とリゾートホテル運営を組み合わせた「循環成長型ビジネスモデル」を展開。沖縄観光需要の回復・拡大を両事業で享受する構造を持つ。2026年3月期(第69期)の連結売上高は29,713百万円(前期比+2.9%)、営業利益は4,314百万円(前期比+24.0%)。

直近の概況

本業は増収増益も、特別利益剥落で純利益は大幅減少。配当方針を引き上げ改定

2026年3月期は売上高29,713百万円(前期比+2.9%)、営業利益4,314百万円(同+24.0%)と本業は堅調。酒類清涼飲料事業は原材料高騰の価格転嫁・製造方法見直しで粗利率改善、観光・ホテル事業はオリオンホテル那覇の損益剥落があったものの、オリオンホテルモトブリゾート&スパでのコスト最適化とインバウンド好調により営業利益が前期比+139.2%と急拡大。一方、前期の不動産売却益(6,888百万円)剥落により当期純利益は3,641百万円(同△50.1%)に大幅減少。配当は1株当たり44円(前期予想比+4円増配)。新中期経営計画(2027年3月期~2030年3月期)においてROE目標を16%に引き上げ、DOE目標水準を7.5%から8.0%へ改定。後発事象として上限425,000株・550百万円の自己株式取得を決議。2027年3月期は売上高31,119百万円(+4.7%)、営業利益4,352百万円(+0.9%)を予想。

主要プロダクト

product
オリオン ザ・ドラフト

沖縄を代表するビールブランドとして県内外・海外で販売。県内市場での圧倒的ポジションを維持しつつ、県外・海外への販売拡大を推進している。

product
RTD(缶チューハイ等)

県産フルーツを豊富に使用した缶チューハイ等のRTD商品。県外・海外市場での高成長ドライバーとして位置づけられており、過去6年で高いCAGRを記録。

product
泡盛・もろみ酢

沖縄の伝統的な蒸留酒である泡盛とその副産物を使用したもろみ酢を製造・販売。もろみ酢の特性を活かした新規事業(健康市場参入)も計画中。

service
ブランドライセンスビジネス(IPビジネス)

「オリオン」ブランドを活用したIPビジネスを展開。県外市場・海外市場とともに高成長ドライバーとして位置づけられており、ライセンスビジネスのさらなる増強を図る。

service
オリオンホテルモトブリゾート&スパ

観光・ホテル事業の主軸。ジャングリア沖縄開業に伴う北部地域の宿泊需要増加やインバウンド好調を取り込み、レベニューマネジメント強化・コスト最適化により営業利益が大幅改善。バリューアップ投資およびアネックス棟新設も計画中。

成長ドライバー

  • ジャングリア沖縄開業に伴う沖縄県北部地域の宿泊需要増加とインバウンド(台湾・韓国・欧米)好調によるホテル稼働率・客室単価の向上
  • RTD商品・海外事業の高成長継続および県外市場・ライセンスビジネスのさらなる拡大
  • 原材料高騰の価格転嫁・製造方法見直しによる粗利率改善と販売費及び一般管理費の抑制による収益性向上
  • オリオンホテルモトブリゾート&スパのバリューアップ投資(アネックス棟新設含む)による客室単価・顧客満足度向上
  • もろみ酢の特性を活かした健康市場への新規事業参入による新たな収益源確立
  • 2026年首里城復興・航空便増便等による沖縄観光需要のさらなる拡大
  • レベニューマネジメント強化・DX推進による生産性向上と収益基盤の強化

リスク

  • 2026年10月の酒税改正および「沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律(特措法)」による酒税軽減措置廃止の酒類清涼飲料事業収益への影響
  • 中東情勢等に伴う調達環境の不透明化による原材料コスト上昇リスク
  • 国内人口減少・少子高齢化・若年層の飲酒離れによる国内酒類需要の長期縮小
  • 地政学リスク(中国渡航自粛要請等)によるインバウンド需要の変動
  • オリオンホテル那覇の事業譲渡完了に伴う観光・ホテル事業の売上規模縮小(当期売上高5,791百万円、前期比△5.7%)
  • 前期の大規模自己株式取得(11,000百万円)・消却に伴う利益剰余金の大幅減少(期末3,626百万円)と財務余力の低下
  • 営業キャッシュ・フローの赤字転落(当期△654百万円、前期+6,121百万円)と現金残高の減少(9,506百万円)

最終更新: 2026年6月18日