日本パーカライジング株式会社4095
薬品事業
表面処理剤の製造・販売を担うグループの中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 58,919百万円 | 57,616百万円 | ↑ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 9,363百万円 | 10,340百万円 | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 78,829百万円 | 84,701百万円 | ↓ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 1,987百万円 | 1,694百万円 | ↑ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(2026年3月期通期) | 3,681百万円 | 4,383百万円 | ↓ |
| 営業利益率(2026年3月期通期) | 15.9% | 17.9% | ↓ |
事業詳細
あらゆる産業分野における素材の洗浄、防錆、塗装下地、潤滑、意匠などを目的として、金属等の表面に化成皮膜を施す薬剤等を製造・販売する。耐食性・耐摩耗性・潤滑性等の機能性向上を通じて素材の付加価値を高める。国内では鉄鋼・自動車分野を主要顧客とし、海外はアジア(中国・インド・東南アジア)を中心に展開。技術サポート・ノウハウ提供も併せて行う。
直近の概況
売上高は増収も、コスト増により営業利益は前期比9.4%減と減益
2026年3月期の薬品事業は、売上高58,919百万円(前期比2.3%増)と増収を達成し、四半期開示開始以来の過去最高売上高に貢献した。地域別では国内(鉄鋼・自動車分野)が微増、アジア地域が販売増加をけん引した一方、欧米地域は低調に推移した。利益面では、原材料価格の高値圏での推移に加え、人件費および減価償却費の増加が重なり、営業利益は9,363百万円(前期比9.4%減)と大幅な減益となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- アジア地域(中国・インド・東南アジア)での販売拡大継続
- 国内鉄鋼・自動車分野での販売数量の緩やかな回復基調
- 第5次中期経営計画(2026年3月期開始)に基づく海外事業のさらなる拡大方針
- 新総合技術研究所(Parker Innovation Center)開所による研究開発力強化と高付加価値製品の開発
- 脱炭素社会に貢献する表面改質技術の開発推進による新規需要の取り込み
リスク
- 原材料価格の高値圏での推移継続によるコスト圧迫と利益率低下
- 人件費・減価償却費の増加による収益性悪化
- 自動車業界の生産台数減少(国内・タイ・米国等)による需要減退リスク
- 中国経済の減速・日系自動車メーカーの販売伸び悩みによるアジア事業への影響
- 欧米地域での低調な販売推移の継続リスク
- 為替変動(円高進行時の海外売上換算減)リスク
- 自動車のEV化加速に伴う既存製品需要の構造的変化リスク
最終更新: 2026年6月25日

