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フィーチャ株式会社

4052東証グロース情報通信業

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フィーチャ株式会社4052

事業内容

フィーチャ株式会社は2005年創業、2012年に画像認識ソフトウェア開発事業を開始した東証グロース上場企業。「Make Things Intelligent」をミッションに掲げ、車載カメラ・ドライブレコーダー向けのADAS/DMS用組み込みソフトウェア(Mobility Solutions)と、AI-OCR・図面解析AI等の企業DX支援ソリューション(DX-AI Solutions)の2軸で事業を展開する。

主要顧客はボッシュ株式会社、本田技研工業株式会社、フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社、加賀FEI株式会社等の自動車関連大手。中国・北京に研究開発子会社を持ち、博士号取得者を含む高度人材が研究開発を担う。

ビジネスモデル

顧客の車載カメラやDXソリューション向けにソフトウェアのカスタマイズ・実装を行う対価を受託開発収入として計上し、量産開始後は搭載台数・使用量に応じたソフトウェア使用料をライセンス収入として継続的に獲得する。2025年6月期実績では受託開発収入340百万円(構成比68%)、ライセンス収入158百万円(同32%)。

量産・継続ライセンス案件への注力によりストック型収入の積み上げを目指す。

企業の強み

2025年6月期末時点で当社ライセンス製品の量産台数は累計290万台を突破。ボッシュ株式会社、本田技研工業株式会社等の大手自動車関連企業との取引実績が、技術信頼性の証左となっている。

2023年6月にボッシュ株式会社と資本業務提携契約を締結。2025年6月期においてもボッシュ向け売上高は139百万円(全体の27.9%)を占め、共同開発案件の深耕が継続している。

研究開発メンバーは博士号取得者をはじめとした高度な知識を有する人材で構成。2025年6月期の研究開発費は124百万円を投じ、生成AI・LLM・図面解析技術の開発を推進している。

エンヴァリスの着眼点

大手自動車メーカーとの共同開発案件中断により受託開発収入が18.2%減少したものの、量産台数増加によるライセンス収入68.6%増がこれを補い、営業利益41百万円(前期は営業損失11百万円)と黒字転換。5期中で初の明確な収益改善局面を迎えた。

2027年6月期予想は売上620百万円(+14.0%)、営業利益50百万円(+22.4%)と増収増益を見込むが、内訳は受託開発収入が大手自動車メーカー・Tier1受注により61.1%増の447百万円となる一方、ライセンス収入は一部取引先のボリュームディスカウント適用により35.2%減の172百万円を見込む。受託開発への依存度上昇は案件中断リスクを再び高める可能性がある。

過去5期のうち2022期・2026期を除く3期は営業赤字となっており、受託開発案件の受注状況によって業績が大きく変動する事業特性が続いている。2026年6月期の黒字転換は評価できるが、来期以降も同水準の収益性を維持できるかが投資判断上の焦点となる。

成長戦略

Mobility Solutionsの量産・受注拡大とDX-AI Solutionsの多業種展開による二軸成長

大手取引先とのパートナーシップ強化、LLM・DMS関連技術の研究開発推進により新規量産案件を獲得し、累計量産台数のさらなる積み上げを図る。累計390万台を突破し継続的に伸長中。

図面解析AI「Drawing-AI」を重点サービスと位置付け、機能拡充・認識精度向上と導入事例蓄積により製造業を中心とした新規顧客獲得を推進し第二の収益柱として成長させる。

共同開発案件の新規受注に加えDX-AI Solutions需要の高まりを取り込み、2027年6月期は受託開発収入が前期比61.1%増の447百万円となる見通し。

最終更新: 2026年8月14日