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川田テクノロジーズ株式会社

3443東証プライム金属製品

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川田テクノロジーズ株式会社3443

鉄構セグメント

鋼橋・建築鉄骨の設計・製作・架設を担うグループ最大の基幹セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)49,879百万円63,172百万円
営業利益(2026年3月期通期)6,320百万円6,274百万円
受注高(2026年3月期通期)59,301百万円70,983百万円
次期繰越高(2026年3月末時点)104,794百万円95,372百万円
減価償却費(2026年3月期通期)1,094百万円1,124百万円
営業利益率(2026年3月期通期)12.7%9.9%

事業詳細

川田工業㈱・富士前鋼業㈱を中核に、鋼製橋梁(鋼橋)および建築鉄骨の設計・製作・架設据付を行う。顧客は国土交通省・高速道路会社等の公共発注者(鋼製橋梁事業)と首都圏・関西圏の大型再開発等の民間デベロッパー・ゼネコン(鉄骨事業)。2026年3月期の売上高は49,879百万円でグループ全体の約42%を占める。新設橋梁の発注低調や出来高貢献物件の少なさで売上は大幅減となったが、設計変更獲得等により営業利益は前期比微増を確保した。

直近の概況

売上高は21.0%減と大幅減収も、設計変更獲得で営業利益は微増を確保

2026年3月期は、新設橋梁の発注低調継続と工程が本格化しない長工期物件の多さにより売上高が49,879百万円(前期比21.0%減)と大幅に減少した。一方、高速道路会社発注の大型更新工事や複数の設計変更獲得が売上高減少の影響を上回り、営業利益は6,320百万円(同0.7%増)と微増を確保した。次期繰越高は104,794百万円(同9.9%増)と積み上がっており、今後の売上計上余力は拡大している。

主要プロダクト

service
鋼製橋梁事業

国土交通省・高速道路会社等を主要顧客とする公共工事。新設橋梁の発注が引き続き低調に推移するなか、高速道路会社発注の大型更新工事や既受注工事の設計変更獲得が収益を下支えしている。工期が長く工程が本格化しない物件を多く抱えており、売上計上は次期以降に持ち越される構造となっている。

service
建築鉄骨事業

関東・関西をはじめとする大都市圏の再開発事業等を主要顧客とする民間向け事業。2026年3月期は受注高が前期を上回ったものの、当期出来高に貢献する物件が少なかったことから売上高は前期を下回った。高難度物件が多いことなどから営業利益は高い水準を堅持した。

成長ドライバー

  • 次期繰越高が104,794百万円(前期末比9.9%増)と過去最高水準に積み上がっており、今後の売上計上余力が大きい
  • 高速道路会社・国土交通省発注の大型更新工事および新設工事の受注積み上げ
  • 大型工事における設計変更獲得による利益上乗せ効果(鋼製橋梁・鉄骨両事業)
  • 首都圏大型再開発案件等の民間向け鉄骨需要の堅調な継続
  • 老朽化インフラ対策の必須化を背景とした更新・保全工事市場の拡大
  • 鋼製橋梁事業における大型プロジェクトの発注予定

リスク

  • 新設鋼製橋梁の発注量が引き続き低調に推移しており、工場操業度確保が課題
  • 工期が長く工程が本格化しない物件を多く抱えており、当期出来高への貢献が限定的になるリスク
  • 建設コスト上昇・担い手不足による工程遅延と出来高減少リスク
  • 鉄骨事業における大型再開発案件の発注延期・計画見直しによる受注時期の不透明化
  • 協力会社を含む慢性的な人手不足による施工リソースの逼迫
  • 受注競争の激化(WTO案件・高速道路会社大型案件での入札競争、更新工事市場へのゼネコン進出)

最終更新: 2026年6月22日