トヨタグループへの販売依存
2026年3月期における当社単体のトヨタグループ向け売上高は31,035,063千円(売上構成比46.2%)、自動車関連産業全体では34,274,429千円(同51.0%)に達しており、特定顧客への依存度が極めて高い。トヨタグループの設備投資動向が低迷した場合、当社グループの経営成績に直接的かつ重大な影響を及ぼす可能性がある。対応策として、電気・電子・半導体や工作機械・産業機械関連産業への販売拡大およびグローバルビジネスの拡大に取り組んでいる。
オムロンへの仕入依存
主要仕入先であるオムロン株式会社からの仕入高は2026年3月期に8,759,153千円(仕入全体の14.3%)を占めており、同社の経営方針・販売政策の変更が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性がある。代理店基本契約は原則1年毎の更新であり、契約上は著しい違背や履行困難が生じた場合に無催告解除が可能とされている。友好的・継続的な関係維持を目的として契約を締結しているが、契約解除リスクは排除できない。
海外進出に伴う経済的リスク
当社グループは米国・英国・中国・タイ王国に海外子会社を設立しており、海外取引のほとんどは国内からこれら子会社への輸出取引である。為替変動リスクに対しては原則として為替予約でカバーする努力を行っているが、国際金融リスクや予測不可能な経済的事象が発生した場合には経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
海外進出に伴う政治・社会的リスク
海外子会社が所在する各国において、戦争・テロ・疫病など政治的・社会的リスクが内在しており、これらの事象が発生した場合には経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性がある。対応策として、海外拠点の情報網に加え、日本国内からの支援および外部コンサルタントを活用した情報収集を図っている。
物流センター集約によるリスク
当社は1996年より全社物流業務を名古屋市の物流センター1拠点に集約しているが、同拠点または全国配送ネットワークに大規模な地震・風水害等の災害や事故が発生した場合、代替手段を持っていないため顧客への商品供給が停止するリスクがある。この場合、一時的に当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があり、単一拠点集約という構造的な脆弱性が存在する。
建設業許可の取消リスク
産業機器・計測機器の設置等に関して建設業法に基づく一般建設業許可および特定建設業許可を取得しており、5年毎の更新が必要である。現時点では取消事由に該当する事実はないと認識しているが、何らかの要因により許可が取り消された場合には当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性がある。対応策として、関係法令の改正情報を常時入手し法令遵守を徹底している。
業績の季節変動リスク
大型設備案件は年度末に完成・納入となる場合が多く、主要顧客の多くが3月期決算であるため設備投資が期末に集中する傾向があり、当社グループの業績は下半期の比重が高くなる。2026年3月期の第4四半期売上高は22,542,754千円(構成比29.5%)、営業利益は1,483,106千円と下半期偏重が顕著であり、上半期の業績が計画を下回った場合に通期業績への影響が大きい。対応策として大型設備案件の納期管理を徹底している。
自然災害・感染症リスク
当社は日本国内に主要拠点を有しており、地震・台風・豪雨などの自然災害による設備損壊や生産停止のリスクがある。また感染症の流行による事業活動への影響も想定されており、想定を超える事態が発生した場合には財政状態や業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。対応策として仕入先や主要顧客との情報連携強化に努めている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

