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株式会社北の達人コーポレーション

2930東証プライム化学

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株式会社北の達人コーポレーション2930

ヘルス&ビューティーケア関連事業(北の達人コーポレーション)

健康美容商品・美容家電をEC中心に販売する単一セグメント事業

期間今期前期増減率
売上高(連結・第1四半期累計)3,209百万円(前年同四半期比+23.6%)2,596百万円
営業損益(連結・第1四半期累計)△102百万円(営業損失)240百万円(営業利益)
経常損益(連結・第1四半期累計)△95百万円(経常損失)246百万円(経常利益)
親会社株主に帰属する四半期純損益(連結・第1四半期累計)△76百万円(純損失)168百万円(純利益)
総資産(連結・第1四半期末)9,022百万円9,490百万円(前期末)
純資産(連結・第1四半期末)7,723百万円8,047百万円(前期末)
自己資本比率(連結・第1四半期末)85.6%84.8%(前期末)
自社サイト等 新規顧客獲得人数(前直前四半期比)+44%(6四半期連続増加)+13%(前四半期)
通期業績予想・売上高(連結)15,962百万円(前期比+42.4%)11,210百万円(前期実績)
通期業績予想・営業利益(連結)1,059百万円(前期比+5.9%)1,000百万円(前期実績)
受注残(第1四半期末時点)約286百万円(第2四半期以降に売上計上予定)

事業詳細

自社オリジナルブランドの化粧品・健康食品・美容家電等をインターネット上で一般消費者向けに販売。主力ブランド「北の快適工房」(40代以上が主要顧客層、売上の約7割が定期顧客)、子会社SALONMOONのヘアケアブランド「SALONMOON」(20〜40代向け)、2025年12月に連結子会社化したカラーコンタクトレンズ販売の「カラコンダイレクト」の3事業で構成。自社ECサイトとAmazon・楽天市場等のECモールを主要チャネルとし、定期購入型ビジネスモデルにより安定収益を実現している。

直近の概況

新規顧客獲得が過去最高水準も先行費用増と受注残で第1四半期は営業損失

2027年2月期第1四半期(2026年3〜5月)の連結売上高は3,209百万円(前年同四半期比+23.6%)と大幅増収。一方、「北の快適工房」における新規顧客獲得急拡大に伴う新規獲得費の先行計上と、需要増に生産が追いつかず約286百万円の受注残が発生したことで売上計上が第2四半期以降にずれ込み、営業損失102百万円を計上。自社サイト等の新規顧客獲得人数は直前四半期比+44%と6四半期連続増加し、月次・日次ともに過去最高を記録。広告投資バランスは最適値1.00を超過しない範囲で推移しており、採算性を維持した投資であることが確認されている。通期業績予想に変更はなく、受注残の影響は従来から業績予想に織り込み済みとされている。

主要プロダクト

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北の快適工房

顧客ニーズに対して具体的に効果を体感しやすいオリジナルブランドの化粧品や健康食品等を主にインターネット上で販売。「びっくりするほど良い商品ができた時にしか発売しない」方針のもと厳しい開発基準を設ける。売上の約7割が定期購入顧客によって支えられる安定収益構造。自社サイト等とECモールの二軸で展開し、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,711,613千円。

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SALONMOON

連結子会社・株式会社SALONMOONが展開するオリジナルヘアケア美容家電(ヘアアイロン・ドライヤー等)ブランド。ECモールを中心に全国の家電量販店・ディスカウントストアでも販売。累計出荷台数は156万台を突破。海外調達が多く円安による仕入原価上昇の影響を受けており、当第1四半期は収益性維持を重視した運営。当第1四半期売上高は211,445千円(前年同四半期比0.2%減)。

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カラコンダイレクト

2025年12月1日を株式取得日として連結子会社化した株式会社カラコンダイレクトが展開。90種以上の商品をQoo10・楽天市場等のECモールで販売。受注後に必要数量を仕入先へ発注する運営モデルにより在庫保有を最小限に抑制。当社グループのマーケティングノウハウを活用したPMI施策を推進中。当第1四半期売上高は281,906千円(新規連結寄与)。

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SPADE(その他)

ニコチン・タールが一切含まれず副流煙も発生させない電子タバコ『SPADE』による事業。個別業績における「その他」に分類され、当第1四半期売上高は4,859千円と個別業績に占める割合は僅少。

成長ドライバー

  • 生成AIを活用したクリエイティブ制作体制の強化による広告の量・質向上と新規顧客獲得人数の拡大(直前四半期比+44%、6四半期連続増加、月次・日次ともに過去最高を記録)
  • 定量的アンケート評価に基づく再現性ある商品開発体制の構築(127件の企画中13.4%のみ商品化、第2四半期以降に複数新商品の順次発売を予定)
  • ECモール売上の継続拡大(Amazonで2026年3月の月商が過去最高を記録、ECモール売上高は523百万円と高水準維持)
  • 株式会社カラコンダイレクトの連結子会社化によるカラーコンタクトレンズ市場への参入と当社マーケティング・業務改善ノウハウを活用したPMI施策の推進(一部主要店舗で広告費削減・利益率改善の初期効果が表れ始めている)
  • 定期購入型ビジネスモデルによる安定的な収益基盤(売上の約7割が定期顧客)と新規顧客獲得急拡大による将来の定期売上積み上げ効果
  • 約100名のインハウスWEBマーケティング部による広告運用ノウハウの自社蓄積と、生成AIとの組み合わせによる制作・検証サイクルの高速化

リスク

  • 新規顧客獲得急拡大局面における先行費用増加と受注残発生による売上・費用の計上時期ずれが一時的に利益を押し下げるリスク(第1四半期に営業損失102百万円を計上、受注残約286百万円が発生)
  • 広告クリエイティブの疲弊(見飽きられる現象)による新規顧客獲得人数の減少リスク(前々期は前年同期比30%減を経験)
  • 広告宣伝費(販売促進費等)の増加による利益率低下リスク(第1四半期の販売促進費等は業績予想を33百万円上回る1,469百万円)
  • 一部商品の需要増に対して生産が追いつかない供給制約リスク(第1四半期末に約286百万円の受注残が発生)
  • SALONMOONにおける海外調達比率の高さに起因する円安進行による仕入原価上昇リスク(当第1四半期は売上規模拡大より収益性維持を優先)
  • カラコンダイレクトのM&A統合リスク(のれん259百万円を7年償却、当第1四半期ののれん償却額は26百万円)
  • ECモールにおける広告相場の変動や競合激化により販促活動が想定どおりに実施できないリスク
  • BtoC-EC市場の競争激化および物価上昇・消費者購買行動の変化による需要変動リスク

最終更新: 2026年5月25日