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株式会社アルバイトタイムス

2341東証スタンダードサービス業

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事業内容

株式会社アルバイトタイムスは1973年創業、静岡県を主要地盤とする人材情報サービス企業。無料求人情報誌『DOMO』の発行・求人情報サイト『DOMO NET』の運営を起点に、採用管理システム(ATS)『ワガシャ de DOMO』のサブスクリプション提供、正社員転職サイト『JOB』、新卒採用サイト『TSUNORU』を展開する情報提供事業(売上高構成比87.2%)と、連結子会社・株式会社リンクが担うフリーペーパー取次・ターゲットメディア事業(同12.8%)の2セグメントで構成される。

主要顧客は静岡県内を中心とした採用ニーズを持つ中小企業。東京証券取引所スタンダード市場上場。

ビジネスモデル

クライアント企業から求人広告出稿を受け、情報誌・サイトを通じて求職者へ情報を届ける広告収入モデルを基盤とする。これに加え、採用管理システム『ワガシャ de DOMO』はサブスクリプション型課金モデルを採用し、過去5年で4.6倍の成長を実現。

印刷・流通コストを要する紙媒体から、ストック型収益のHRテックへの収益構造転換が進行中。販促支援事業ではフリーペーパー取次ネットワークを活用した取次手数料収入を得る。

企業の強み

採用管理システム(ATS)『ワガシャ de DOMO』はサブスクリプション型課金モデルを採用し、過去5年で4.6倍の成長を達成。情報提供事業のセグメント利益率は21.1%と高水準を維持しており、ストック型収益の拡大が収益安定化に寄与している。

2025年2月期末時点で自己資本比率83.5%、現金及び預金1,979百万円を保有。有利子負債に依存しない財務構造を維持しており、M&A・新規事業投資に充当できる財務余力を有する。

1973年創業以来、静岡県東部・中部・西部の3エリアで求人情報誌『DOMO』を発行し続け、地域企業との長期的な取引関係を構築。独自の流通ラックネットワークを保有し、子会社リンクがフリーペーパー取次事業として事業化するなど、地域インフラとしての資産を有する。

エンヴァリスの着眼点

2027年2月期第1四半期の営業利益は124百万円(前年同期比149.1%増)と急拡大。販売費及び一般管理費が747百万円と前年同期比1.3%減少する一方、売上高が6.8%増加したことで営業レバレッジが顕在化した。

通期予想280百万円に対する1Q進捗率は44.3%に達しており、通期予想の達成確度は高いと判断される。会社は通期予想を修正していない。

DX推進・IT人材不足を背景に、新入社員向けプログラミング研修が例年を上回る受注件数で推移。RPO事業も首都圏拡販に加え他地域への営業展開を開始しており、静岡県依存からの地理的分散が進みつつある。

ただし、これら新領域の売上規模はまだ限定的であり、人材サービス事業全体の「その他」カテゴリ(571百万円)に含まれるため、個別の収益貢献の可視性は低い点に留意が必要。

販促支援事業の売上高は103百万円(前年同期比14.4%減)と構造的な縮小が続く。一方、不採算ラックのスクラップ等のコスト構造改善により、セグメント利益は16百万円(前年同期比70.0%増)と大幅改善。

売上縮小を利益率向上で補う戦略は奏功しているが、フリーペーパー市場の長期的な縮小トレンドは外部要因として不可逆的であり、同事業の将来的な貢献度低下は避けられない見通し。

成長戦略

HRテック・RPO・IT教育への集中投資と地理的拡大でビジネスモデルを変革

サブスクリプション型採用管理システムの顧客基盤拡大とオプション商品の販売強化により、安定的な経常収益の積み上げを図る。2027年2月期第1四半期累計で477百万円の売上高を計上し、前年同期比で堅調に推移。

DX推進・IT人材不足を背景とした企業のデジタル人材育成ニーズを取り込み、2026年4月より新入社員向けプログラミング研修を開講。2027年2月期第1四半期は例年を上回る受注件数で推移しており、新たな収益柱として育成中。

フリーランス・副業人材を活用したRPO事業において、首都圏を中心とした拡販を推進するとともに、新たな需要取り込みを目的として他地域への営業展開を開始。静岡県依存からの地理的分散を図る。

2026年4月に自己株式1,000,000株を消却(前期)し、後発事象として2026年7月17日付でさらに1,000,000株(発行済株式総数の3.78%)の消却を決議。継続的な資本効率向上と株主価値向上を図る。

最終更新: 2026年7月17日