カネコ種苗株式会社1376
種苗事業
野菜・牧草種子の国内外販売を核とする農業基盤事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,573百万円 | 9,480百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 531百万円 | 547百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 11,702百万円 | 11,830百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 249百万円 | 264百万円 | ↓ |
| 売上高セグメント利益率 | 5.5% | 5.8% | ↓ |
事業詳細
野菜種子(タマネギ・カボチャ・キャベツ等の自社開発品種)、牧草・飼料作物種子、ウイルスフリー苗・種イモの委託生産・仕入・販売を行うほか、造園・法面工事の請負施工も手掛ける。国内農家・農業法人向けを主軸に、フィリピン・タイの連結・非連結子会社を通じた海外採種・販売も展開。グループ売上高の約14.1%を占める中核事業の一つ。
直近の概況
増収も円安・種子廃棄増により利益は前期比3.0%減益
2026年5月期の種苗事業は、タマネギ種子の輸出・国内販売が順調に推移したことやホウレンソウ・ズッキーニの産地導入進展、飼料作物種子の販売伸長により売上高9,573百万円(前期比1.0%増)を達成。一方、円安の影響による海外での種子生産価格の上昇と、品質低下種子の廃棄推進がコストを押し上げ、セグメント利益は531百万円(前期比3.0%減)と減益となった。次期は輸出を中心とした野菜種子・飼料作物種子・緑肥作物種子の販売増を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- タマネギ・カボチャ・キャベツ種子の輸出拡大(東南アジア・南アジア向け品種開発の進展)
- 国産飼料需要の高まりを背景とした飼料作物種子・緑肥作物種子の販売増加
- ホウレンソウ・ズッキーニ等の産地導入進展による国内野菜種子需要の拡大
- 食料安全保障意識の高まりによる国内野菜種子需要の底堅い推移
- 海外採種拠点(フィリピン・タイ子会社)を活用した生産コスト管理と安定供給体制の強化
- 新中期経営計画における「ハイテクと国際化」方針のもとでのグローバル品種開発推進
リスク
- 円安進行による海外での種子生産価格上昇に伴うコスト圧迫
- 品質低下種子の廃棄増加による原価率上昇リスク
- 飼料作物種子の輸入価格上昇分の価格転嫁が進まないことによるコスト圧迫
- 国際物流の混乱による海外向け種子輸出の四半期間ずれ(売上計上タイミングの不確実性)
- 温暖化・気候変動に伴う採種地での不作・品質低下リスク
- 農業従事者の高齢化・担い手不足による国内需要の長期的縮小リスク
最終更新: 2025年8月26日

