ログリー株式会社6579
ネイティブ広告プラットフォーム事業(単一セグメント)
ネイティブ広告プラットフォームを軸とするインターネット広告事業(単一セグメント)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(連結・通期) | 2,082百万円 | 2,631百万円 | ↓ |
| 営業損失(連結・通期) | △148百万円 | △189百万円 | ↑ |
| 経常損失(連結・通期) | △73百万円 | △164百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純損失(連結・通期) | △73百万円 | △189百万円 | ↑ |
| 売上高(個別・通期) | 1,354百万円 | 1,582百万円 | ↓ |
| 営業損失(個別・通期) | △65百万円 | △161百万円 | ↑ |
| 経常損失(個別・通期) | △31百万円 | △164百万円 | ↑ |
| 当期純損失(個別・通期) | △44百万円 | △186百万円 | ↑ |
| 総資産(個別) | 919百万円 | 1,087百万円 | ↓ |
| 自己資本比率(個別) | 46.0% | 42.1% | ↑ |
| 1株当たり当期純損失(個別) | △11.82円 | △48.97円 | ↑ |
| 1株当たり純資産(個別) | 111.37円 | 120.37円 | ↓ |
事業詳細
ログリー株式会社はネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY Ads Context(旧LOGLY lift)」を主軸に、広告主(代理店含む)と媒体社の双方にサービスを提供するインターネット広告事業者。独自の文脈解析技術(コンテクスチュアル・ターゲティング)とcookieに依存しないターゲティング手法を強みとし、複数サービスを「LOGLY Marketing Nexus」としてブランド統合。BtoBサービス「ウルテク」も展開し、アドプラットフォーム化を推進している。
直近の概況
決算訂正と子会社合併中止が重なり、会計・戦略両面で混乱が生じた
2026年5月15日公表の2026年3月期決算短信について、連結子会社moto株式会社からの受取配当金110百万円の会計処理誤り(一部取り消しと株式簿価減額の必要性)が判明し、2026年6月30日付で訂正を実施。個別業績では経常利益が38百万円から△31百万円へ、当期純利益が25百万円から△44百万円へ下方修正された。また、2026年6月30日予定だったmoto株式会社の吸収合併は2026年6月29日の取締役会で中止が決議された。主要顧客情報も訂正され、当連結会計年度においてユーソナー株式会社が売上高の10%以上を占める顧客として開示された。
主要プロダクト
成長ドライバー
- インターネット広告市場の継続的拡大(2024年前年比109.6%、媒体費前年比110.2%)
- LOGLY Marketing Nexusへのブランド統合による総合ソリューション提案力の強化
- cookie規制進展を追い風とするコンテクスチュアル・ターゲティング技術の競争優位
- BtoBサービス「ウルテク」の新規収益源としての立ち上がり(2024年9月リリース)
- AI・ビッグデータ活用による広告効果向上と広告単価・imp数の改善取り組み
リスク
- 広告単価の下落およびimp数低下による主力サービスの広告収入減退
- 新規取り組み(LOGLY Marketing Nexus、ウルテク)が本格的な収益貢献に至っていない
- インターネット広告市場の多様化・競合激化による既存ネイティブ広告事業の地位低下リスク
- cookie規制・プライバシー保護規制の強化に伴う技術対応コストの増加
- エンジニア・データ解析専門人材の採用競争激化による人材確保難
- 連結子会社moto株式会社との吸収合併中止(2026年6月29日取締役会決議)により、経営資源集中・効率化計画の見直しが必要
- 決算訂正(配当金の会計処理誤り)が発生したことによる内部統制・会計管理体制への信頼性懸念
- 継続的な営業損失による財務基盤の漸次的な悪化
- ユーソナー株式会社への売上集中(当連結会計年度において売上高の10%以上を占める主要顧客として開示)による顧客集中リスク
最終更新: 2026年6月30日

